当協会では、財務データの入力負担を大幅に軽減した法人向けの簡易モデル: CorpSL(呼称: コープスエル/以後「本モデル」と記載)を、2025年5月にリリースしました。本モデルは国内最大規模の中小企業財務データベースを最大限活用することで、入力項目を既存モデルの1/3以下に大幅に削減しました。
入力項目が減ったにもかかわらず、デフォルト予測の精度は既存モデルをわずかに下回る程度の高い水準を確保しており、相反する命題を両立させたモデルと言えます。本モデルは、金融機関の営業店における簡易審査や、試算表・財務データ登録前の決算情報を基にした期中管理など、さまざまな場面で有効に活用できるモデルとなっています。
現在、CRD会員には、本モデル専用のスコアリングツールと、自機関システムに組み込んで利用可能なスコアリングサブルーチンの提供を行っています。
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お知らせ:2025年05月19日
CRD会2025-024「法人向け簡易財務モデル「CorpSL」のスコアリングツールリリースについて」
お知らせ:2025年06月16日
CRD会2025-070「法人向け簡易財務モデル「CorpSL」のスコアリングサブルーチンリリースについて」